11月12日

 お風呂を出て身支度をして、約束がなくなったと同時に時間を気にする必要がなくなって、そうしたら急に気力も体力もなくなって、ベースメイクだけ仕上げた状態でベッドに寝転んだが最後、長いこと動けずにいた。寝たのかどうかわからないほどの浅い睡眠から目覚め、お腹が空いたしデリバリーでもしようかと思ってUberのアプリを立ち上げるも先日友達から聞いた話・それを受けて考えたことを思い出すと気が進まず、とりあえずもう2時間は放置した洗濯物を干さないとと立ち上がり、その勢いで身支度をして外へ出た。15時過ぎ。

 

 自覚しているよりショックで悲しかったんだろうし、当然いまも悲しいんだと思う。正しいことと悲しいことはごく自然に両立する。今回は早めに正しい方を選択できた。間違いなくこれでよかったし、立居振る舞いもだいたい適切だった。そう思うたびにうっすらと悲しさだけが募っていく。「自分をなるべく不幸な場所に置いておかない」。決して安易ではない、でも大切なこと。