中之島美術館で展示を二つ見た。テートと蘆雪。当初の目的は蘆雪だったけど、テートもよかった。でも蘆雪はすごくよかった。動物の顔やシルエットがいちいちかわいい。虎の顔は猫みたいだし、猫の顔は妖怪みたい。竜はお茶目な顔。
テート展ではほぼ全ての作品が撮影可能で、体感7割くらいの人が作品にスマートフォンを向けていた。見ることより撮ることに熱中しているような人がほとんどで、ということは、その作品が好きだからではなく「たぶんすごいから」という理由で撮っていたんだろうし、そんなことのためにそこらじゅうでシャッター音が響いていて、空間として美しくなかった。美術館は静かなのがいい。
朝も昼もお茶をして、遅めのお昼を食べて、そのあいだに色々なことをたくさん話した。彼女が2週間前より元気そうにしていて安心した。好きな人の話も、聞けてよかった。
