3月4日

 思っていたより穏やかにはじまった月曜日。終わりはもちろん過酷。

 

 ここ数年気まずい関係のままだった友達と話した。緩やかな音信不通を数年続けた、私のなかでそこそこ重たい存在。

 少なくとも私にとっては、あれが私たちがぎこちなくなってしまったきっかけだった。あの子のお節介と私の強がりの結晶みたいなもの。それを無視していたらまた話せなくなるだろうなと思って、迷いながら口にした。彼女は私がうろたえるくらいの反応を見せて、最後の方は二人ともぐずぐずに泣いていた。

 

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